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2025年2月21日
賃貸契約時にかかる費用とは?

賃貸物件を借りる際には、家賃だけでなくさまざまな費用が発生します。
初めて賃貸契約をする方や、引っ越しを検討している方の中には「どのくらいの初期費用がかかるのか」「毎月の支払いはどんな費用があるのか」など、不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、賃貸契約にかかる費用を紹介します。
1. 契約時にかかる初期費用
契約時に必要な費用は「初期費用」と呼ばれ、一般的に家賃の4~6カ月分が目安とされています。内訳を詳しく見ていきましょう。
① 礼金
- 概要:大家さんに対する謝礼として支払う費用。退去時に返還されない。
- 相場:家賃の1~2カ月分が一般的だが、最近では礼金ゼロの物件も増加。
② 敷金(保証金)
- 概要:家賃滞納や退去時の原状回復費用の担保として預けるお金。退去時にクリーニング費用などを差し引いて返還。
- 相場:家賃の1~2カ月分が一般的。敷金ゼロの物件も増えている。
③ 仲介手数料
- 概要:不動産会社に支払う手数料。
- 相場:法律で家賃の1カ月分が上限。家賃の0.5~1カ月分が一般的。
④ 前家賃
- 概要:契約開始日から次回の家賃支払日までの家賃を前払い。
- 注意点:契約時期によっては翌月分の家賃も合わせて支払うことがある。
⑤ 損害保険料
- 概要:火災や水漏れなどのトラブルに備える保険料。加入が契約の条件となることが多い。
- 相場:1~2万円程度(2年間分)。
2. 毎月かかる費用
① 家賃
- 目安:手取り月収の3分の1以下が理想。
- 支払いタイミング:月末または月初が一般的。
② 管理費(共益費)
- 概要:共用部分の維持管理費用。
- 相場:数千円~2万円程度(家賃に含まれる物件もあり)。
賃貸契約には、家賃以外にもさまざまな費用がかかります。
契約時の初期費用だけでなく、毎月の支払いも含めて、総額を把握することが大切です。
「思っていたよりも費用がかかった…」とならないように、契約前にしっかり確認しておきましょう。
賃貸物件の契約でお困りの方は、お気軽にご相談ください!