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2025年12月2日

年末こそ見直し時!空き家・相続不動産の「チェックポイント」3選

2025年も残りわずか。
年末は実家に帰省する方も多く、「空き家」や「相続した不動産」を見直す絶好のタイミングです。
普段はなかなか手をつけられない空き家の管理や整理を、年末の大掃除や帰省の機会に合わせて行うことで、
大切な資産を守り、将来のトラブルを未然に防ぐことができます。

岡山県では、全国平均を上回る空き家率(16.4%)が報告されており、地域の課題としても注目されています。
「うちはまだ大丈夫」と思っていても、気づかないうちに老朽化や管理不足が進んでいるケースも少なくありません。

参考:岡山県の空き家問題とは?放置リスクと対策を解説

1. 建物の状態チェックは「冬前」が肝心

寒暖差の激しい冬場は、建物の劣化が進みやすい季節です。
屋根や外壁のひび割れ、雨漏り、水まわりの腐食、換気不足によるカビなど、
長期間空き家にしていると見えないところでトラブルが進行していることもあります。

特に、木造住宅では湿気のこもりによってシロアリや腐食が発生することも。
年末の点検で小さな不具合を見つけておけば、春先の修繕費用を抑えることにもつながります。
もし自分で確認が難しい場合は、管理会社や専門業者に簡易点検を依頼しておくと安心です。

2. 荷物整理は“空き家活用”の第一歩

家財や荷物が残っていると、家が「まだ片づいていない場所」という印象になり、
活用や売却の検討が後回しになりがちです。
まずは、「残す」「処分する」「譲る」の3つに分けて整理することから始めましょう。

片づけるだけで室内が広く見え、清潔感もアップします。
特に売却を検討している方は、内見時の印象を良くするためにも、
家具や荷物を減らし、明るく清潔に保つことが大切です。

参考:空き家の有効活用③ 売却での印象アップのコツ
(不要な家具の片づけ・修繕・清掃で、内見者の印象を大きく変える方法を紹介しています。)

3. 近隣への「ひと声かけ」で安心管理

空き家の管理で意外と見落とされがちなのが、「近隣との関係」です。
人の出入りがなく、草木が伸び放題の家は、不法投棄や不審者の侵入などのトラブルを招きやすくなります。

年末の帰省時には、近隣住民に簡単な挨拶をしたり、連絡先を伝えておくことをおすすめします。
いざという時に連絡がもらえるだけでなく、
「きちんと管理されている家」という印象を与えられるため、防犯面でも大きな効果があります。

また、長期的な管理が難しい場合は、地元の不動産会社や管理会社に「見回り管理」を依頼する方法もあります。
草木の手入れやポストの確認など、定期的な巡回だけでも空き家の価値を維持できます。

年末のひと手間が、未来の資産を守る

空き家や相続不動産は、「手をかけた分だけ価値を守れる資産」です。
建物の点検・整理・近隣対応といった基本を押さえておくだけで、
トラブルの発生を防ぎ、将来的な売却・賃貸・相続の選択肢を広げることができます。

年の終わりに、大切な不動産を一度見直してみませんか?
岡山での空き家活用や相続不動産の管理・相談は、地域密着の満室本舗にお任せください。
現地調査から活用・売却・管理まで、オーナー様一人ひとりの状況に合わせた最適なご提案をいたします。